タクシー運転手が主人公の童話があるんですね

 この間、「車のいろは空のいろ 白いぼうし」という絵本の広告が目につきました。
 タクシーの運転手が主人公。職業柄ちょっと気になります。そして、作者はあまんきみこさん。「おにたのぼうし」や「きつねのおきゃくさま」を描いた作家・・・「おにたのぼうし」は私が子どものころ読んで印象に残った絵本。「きつねのおきゃくさま」は、子どもと一緒に読んで好きだった絵本・・・思わず購入してしまいました。

 ページをめくり読み出したら、タクシーに乗るお客様は、キツネさんだったりクマさんだったり・・・思わず童話の世界に引き込まれていまいました。
 あまんきみこさんがこの物語を書いたのは、1960年代後半とのこと。50年以上も読まれている超ロングセラーなんですね。

 高度経済成長の時代である反面、公害問題や自然破壊の問題。そして戦争の悲惨さの記憶も体験を通じて残っていた時代であり、人類の平和と動物愛護、自然環境を守らなければならない・・・という作者の思いと願いがこもっていたのだと思います。だからこそ50年以上も読み続けられているのだと思います。

 時には、子ども時代に戻って童話を読んでみるというのも楽しいものですね。


童話には 心を癒す 魅力あり

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